インタビュー
里山未来研究所

過疎地域に対応した
交通システムの構築

全国の過疎地域のモデルケースとなれるように

里山未来研究所
衛藤 彬史

地域おこし協力隊でご縁のあった養父市に移住し、クラウドファンディング・サイトの立ち上げや運営、過疎地交通に対応したシステム開発をおこなっている、里山未来研究所の衛藤 彬史さんに養父市の魅力と過疎地の交通問題などについてお聞きしました。

進出のきっかけ

里山未来研究所

2014 年 10 月大学院の博士課程の時に、養父市の地域おこし協力隊に参加し、それがご縁でこの地域に移住しました。
現在事業所としている家屋に元々住んでいたご夫婦は、高齢で車の運転が困難になったため、車がなくても生活できる地域へ引越しせざるを得なくなったと聞いています。
移住してみてわかることですが、他の山間部と同様、バスも少なく、車が無いと移動手段が何も無くて生活できません。
高齢のご近所さんが車をぶつけたり、畑で脱輪したりと、やむなく危険な運転をされているのを見て、これを何とか解決できないかと思ったのが、事業を始めたきっかけです。

誰もが使える過疎地域の交通システムを作りたい

地元の有志のドライバーに、自家用車を使って移動が必要な方の送迎を有償でしていただく。そんな配車システムを構築しています。公共交通の不十分な地域では、道路交通法で違法とされている、いわゆる「白タク」が特例として免除されており、タクシー等なんらかの事業許可無しで有償送迎ができるからこそのシステムです。
元々は過疎地の高齢者の移動手段を何とかしないといけないという課題解決が目的でしたが、それだけではなく、誰もが利用できる交通手段として捉え、その質を高めることがいいと考えるようになりました。ここで成功すれば、全国のモデルケースになると思います。
空気や水が綺麗で自然環境が素晴らしいことはもちろんですが、私がこの地域を選んだ理由は、人々の魅力です。温かく、いい人達なだけでなく、地域を何とかしようという強い思いを持った人が多い。また、他の地域でいろいろな技術を身につけ、それを持って U ターンしてくる若者もいます。
場所を選ばない仕事なら田舎での開業は利点が多いと思います。人も自然環境もいいし、ネットの回線状況などはむしろ都会よりもいいと感じます。
私は建物改修費、通信回線使用料、賃借料、事務機器取得費で補助制度を利用させていただきました。事務機器取得費ではパソコンを購入しました。
システム開発し、それを地域で運用する会社と連携して進めていく中で、地域に雇用も生み出せると期待しています。地域への移住定住推進の一助になれればと思っています。

会社名
里山未来研究所
代 表
衛藤 彬史
開設地
兵庫県養父市大屋町
事業内容
クラウドファンディングサイトの立ち上げ・運営、交通システムの開発

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